第六回オールショパンコンサート、終了しました

10月26日の日曜日、秋のオールショパンコンサートが開催されました。題して「第六回、軽井沢で楽しむオールショパンプログラム」、ピアノ演奏は井上ゆかりさんでした。 当日の軽井沢は絶好の紅葉日和、大変多くのお客様にお出でいただきました。 
  
     
     
さて曲目は
第一部
1)Nocturne  Op.9 No.2 「ノクターン第2番」
 「To Love Again」 〜映画「愛情物語」より〜
2)Prélude  Op.28 No.15 
「雨だれ」
3)Valse  Op.34 No.2 「ワルツ第3番」 ジャズVer.
4)Etude  Op.25 No.1
 「エオリアン・ハープ」
5)Pré
lude  Op.28 No.4 「プレリュード・in E minor」 ジャズVer.
6)Grande Valse Brillante  Op.18
 「華麗なる大円舞曲」
     = 休憩 (茶菓子タイム) =
第二部
1)Pré
lude  Op.28 No.7 ジャズVer.
2)Nocturne  Op.posthumous  No.20 
遺作」
3)Fantaisie-Impromptu  Op.66
 「幻想即興曲」
4)Etude「Chanson  de Lådieu」  Op.10 No.3 
「別れの曲」 ラテンVer.
5)Cheek to cheek (Irving Berlin)
〜映画「トップハット」より〜
6)Polonaise「Heroic」   Op.53 No.6
 「英雄ポロネーズ」 
そしてアンコールは
 Walzer   Op.64 No.1 「子犬のワルツ」
でした。
   
ジャズピアニストとして活躍中の井上さんらしく、約半数の曲がアレンジや即興を加えたもの、たとえば第一部では「
ワルツ第3番」と「プレリュード」などがジャズアレンジで演奏されました。
ご承知の通り「ワルツ3番」
は陰鬱とも言える曲ですが、井上さんの手にかかるといっそう表情豊かになり、ゆったりとした三拍子がスイング感に溢れました。また「プレリュード」では、ショパンの深い悲しみが映画のワンシーンのように奏でられました。
そうかと言えば「エオリアンハープ」や「雨だれ」などは原曲で演奏、クラッシック出身者としての片鱗を見せ、特に「雨だれ」ではアトリエ全体がしっとりと雨の風情に包まれました。
第二部も同様に原曲とアレンジを披露、「別れの曲」はゆったりとしたラテン風に施され、井上さんの編曲者としての優れた一面を見せてくれました。
またノクターン 「遺作」や「幻想即興曲」は原曲で演奏、ノクターンではショパンの悲しみが滲み出るようなピアノの音色でした。
最後の2曲は「英雄ポロネーズ」を題材にして作曲されたという「チーク・トゥ・チーク」 (ミュージカル映画トップハットより)と原曲が続けて演奏され、映画好きな井上さんらしい演出と熱演が印象的でした。
 
     

今回のオールショパンプログラムは、井上さんの才能が存分に発揮された、エンターテイメントな演奏会となりました。また井上さんの熱演を見守る満員のお客様のパワーと相乗して、彼女の手によるプレイエルピアノの響きが軽井沢の森にまたひとつ、心のこもった素晴らしい音楽環境を創出してくれました。
ピアニスト井上ゆかりさんと、遠くからお出でいただいたたくさんのお客様に深く感謝申し上げます。
 



【2008/10/28 23:27】 コンサート報告 | TRACKBACK(-) | COMMENT(0)
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