エロイーズ・カニングハム

この女性の名前を知ったのは、つい最近のことでした。
軽井沢にまつわる音楽関係の書物がないかと思い、「エロイーズ・カニングハムの家」 (下重暁子著)という本をたまたま読んだのがきっかけです。
カニングハムはアメリカ人ですが、2000年に101才で亡くなるまで日本で暮らし、青少年音楽協会を設立して、日本の子供たちに生のクラッシック音楽を60年以上も聴かせ続けました。 その旧別荘とハーモニーハウスという音楽研修施設が今も軽井沢にあって、カニングハム亡き後、この本の筆者が別荘を買い取りました。
そこでは夏になるとピアノの音がよく響いていたそうです。
ところがカニングハムの家が、ギャラリーの近くにあるらしいことを読み進めてゆくうちに知りました。
そんな訳で、先日さっそく探索に出かけました。
しかし愛宕山に向かってわずか3分ほど、ちょっとしたハイキング気分でペットボトルを持ち、熊避け鈴まで付けて上って行ったのに拍子抜けでした。
さてその家は吉村順三が設計したそうですが、想像していたよりはこじんまりとして、簡素にも思えました。
しかも急な斜面にあってほとんど山の中という風情、軽井沢特有の霧が出てくると幻想的でさえありました。
こんなところで生涯独身を貫いた老女が頑なまでにピアノを弾く姿、けっこう様になっていると感じました。  
                
  

             

【2007/10/01 17:15】 日常 | TRACKBACK(-) | COMMENT(0)
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